銀魂と北へ。

  • アニメ化

今週号のジャンプ見たら、『銀魂』の放映局・放映時間が
告知されてて、それがちょうどテレ東火曜7時の
『焼きたて!ジャぱん』を放映している枠だった。

銀魂-ぎんたま- 11 (ジャンプコミックス)

銀魂-ぎんたま- 11 (ジャンプコミックス)

先週から、妙に展開が速い(しかも作中のキャラが
それに気づいているというギャグ)やっていると
思ったらそういう事か。
原作でやってたピザ対決もとばしてあったしね。

でもまあ二年続いたから十分ロングランでしょう。

しかし、あの『銀魂』がゴールデンタイムでやるとはちょっと
びっくりした。

D灰色人の作者さんは先週急病と思ったら
今週は怪我でしばらく休むと。
復帰したばっかりなのに…??

何気なく荒川静香が金メダル決定したとき、後ろに
ミラ・リュンいるぞ。しかしまあ、安藤美姫荒川静香
慕っているのは有名だけど、村主章枝はお祝いを言いに
こなかったとかなんとか。タブロイド受けしそうなネタじゃな。


私はやっぱりオリンピックは夏より冬の方が好きだなあ。

というわけでもないけど、突然紹介記事。

北へ。 DiamondDust+Kiss is Beginning

北へ。 DiamondDust+Kiss is Beginning


アニメ化もされた、『北へ。〜Diamond Dust〜』の続編です。

前作でちゃんと「ダイアモンドダストが降る中で対象キャラに告白されてキス」
つまりクリアした場合のエンディングは、
大抵その後日譚?(北野スオミちゃんならハンナとの和解&フィギュアでゴールドメダル受賞、
朝比奈京子嬢は海外で映画賞を受賞、
まふゆは友人全員にカミングアウトして
飲み屋で祝福される…etc.)
がラストシーンとして描かれていました。

そのキスから後日譚までを埋める二人のエピソードがキャラクター
ごとに用意されているというわけです。

6日または4日の短いシナリオなので、一人一人のクリアは楽で、さくっとできます。でもしっかりバッドエンドもあるのでご注意。特に温子シナリオは二回も見てしまった(苦笑)
ま、ゲーム自体のボリュームは相当少ないので、値段はちょっとアレかも
しれません。
各シナリオには細々と意見はあるかもしれないけど、
設定資料などいろいろついてきて、前作のファンなら買って損はないと思います。

でもとにかく不満なのは、オープニングがアニメじゃない事。
曲だけでなく画像もアニメ版オープニングをそのまんま持ってきても
別にいいから、キャラクターの顔見せしてこそのオープニングだと思うんだけど〜。
風景の実写映像だったからちょっとガッカリしたぞ。

さて、各シナリオ。(ネタバレアリ)








基本的に主人公は、告白受けた後、東京に戻って就職活動中です。
そんな夏、また彼女のいる北海道へ旅立ちます。




函館:茜木温子シナリオ。


バッドエンドにひっかかりまくった。
正直このシナリオは女性の立場から見てツライ。
なんせ無理やり結婚に持ち込もうとするんだわ、彼女。
昔の婚約者まで協力要請してな。
ちょっとひいてしまった。夫も「温子と結婚したら
魚屋の若旦那か…魚屋ってあらゆる店の中で一番しんどい
と思うから、絶対イヤ。あと温子ちゃんのお母さんも
登場するけど、温子ちゃんも将来あんなになると思うと、
*1
振られたほうが長期的にはハッピーかも…」とのコメント。
本編ではヒロイン格だったのに、かなり評価下がった。
まあ、この印象は中の人のスキャンダルのせいもあるんだけどな。

北見:白石果鈴シナリオ。


さすが「ザ・妹キャラ」だけあって、デートするときも
主人公と、お兄ちゃん同伴。まだまだ本当の恋はわかんない
んだろうな、と思う。いや〜この白石兄、別シナリオでも
出てくるけどいい奴なんだ。
私は主人公×白石兄を推すね!(軽い冗談です)

旭川:北野スオミシナリオ。


もちろんスオミちゃんは可愛い。

やっぱりここでもラブリー。
怪我と心の傷が癒えて、ようやくフィギュアスケート
やる気になって四回転まで飛ぶものの、コーチと方針が合わず、主人公と
共にボイコット兼デートという寸法。
しかしフィギュアやっている所の…動画とまでは言わないけど、
スチルがもっとあればよかったなあ。

スオミちゃん相手の時が、一番主人公がしっかりしている
イメージがあるな。

マスコミに追いかけられても逃げてみせる!と宣言しているけど、
この荒川選手への騒ぎようを見ると、大変な目に遭うだろう。
元々フィンランドの選手になる予定だった金髪碧眼っ子が、国籍
取得して日本代表だなんて、マスコミには格好のおいしいネタだもんなあ。

この後日譚では、過去ライバルだったハンナ・ヤルビネンとゴールドメダルを
ダブル受賞という結果になっているんだけど、それって不正なんじゃ
どっちかというと女の子エンド風味が高いのもいい所。


札幌1:朝比奈京子シナリオ。


夫的に不人気ランキングナンバー1だったキャラ(笑)
まあ、言うこときついし料理下手だし(それを改善しようとはあまり
思っていないし)主人公をあごで使うし、しょうがない。
でもファンはしっかりいるので、このキャラが好きかどうかで
SかMかが判断できる…かどうかは知らない。
シナリオでは、結局主人公が彼女の夢=映画のための海外旅行を
勧める形になる。ん〜、お互いの性格から言って、
(このシナリオは主人公が比較的クールなのだ)
自然消滅とかしそうなんだけど。


帯広:原田明理シナリオ。
パティシェを目指して専門学校へ通う明理ちゃん。無理をしすぎて
倒れるのを見て、東京に連れて行きたいと思うが、連れて行っても
本当に彼女を守れるのか?という青春っぽいシナリオ。
クリア後は神田川生活が待っているのか?
この場合、主人公は是非就職決めておいて欲しいな。理想は外食チェーン
とかだけど。お金がないのは不幸の元。
この本にもそう書いてある。

風と木の詩 (8) (中公文庫―コミック版)

風と木の詩 (8) (中公文庫―コミック版)


札幌2:催馬楽笙子シナリオ。


この駄洒落のような名の方は、
*2
北海道ローカルで有名なDJさんという設定。だから年上キャラ。
東京で番組やらないかと誘われているが、
いまいち踏み切れない、という…。
ここでは「夜中、急に来たり、ずっと電話に付き合ってもらう
かもしれない…」と弱さを見せて不安がる笙子さんに、
主人公が「笙子のために時間はずっとあけておくよ」
と宣言。おいおい、ヒモ決定か?!と突っ込みたくなった。


札幌3:まふゆシナリオ。


このゲーム最大の問題点、まふゆのシナリオ。
まふゆは主人公の高校の同級生でした。
その時は冬真という、まぎれもなく男子だったはず。
つまり性同一障害という状態。しかし彼女が一番色っぽいという…。
ま、声が皆川純子だったせいで、何の違和感もないんだけどね。
女子としては(笑)男性はこのシナリオどう思うのかな??

ま、とにかく北海道中に散らばって住む高校時代の友人たち
(彼らは、他のシナリオでは家に泊めてくれる親切な
友人として登場する)を訪問して、カミングアウトしようという
シナリオ。
とにかく驚く奴、驚きをとりあえず隠して明るく収めようとする
奴、同情はするがやっぱりカップルとして受け入れるのは難しい
というまっとうな意見を言う奴、応援してくれる奴(これが先の
白石兄。やっぱりいい奴だ。株があがったよ)
と様々。
結局最後に、二人を呼び出して同窓会も兼ねた大宴会になだれ込む
という、友情バンザイみたいなシナリオ。

とにかく、女子がやっても(いや、やった方が?)
楽しめるゲームではある。







*1:温子母はNOCCHIデザインではない。ちょっと恰幅のよい
気のいいおばさんって感じ。

*2:日本文学やっているから駄洒落だと思うんだな、きっと