世界征服!

kanonminase2006-07-23

こんなイベントに 行ってみました。


岡田斗司夫教授の特別ゼミ
夏休み自由研究 「世界征服しよう!」


…や、別に変な思想とかを学んできたわけでは
ありません。むしろ「世界征服なんて
冗談でなく疲れるからやってられんわ」
という事を学びましたわ(笑)


メモとかとってなかったので、うろ覚えですが、


・手下を殺してはいけない。
・裏切り者を殺しに、優秀な部下を派遣しては
いけない。
・自分の子は幸せに育ってしまうので、征服しても
自分一代きり。
・もし組織を作る場合、表向きの事業を作って
おいた方がいい。その時は「デストロン」とか
聞くからに悪そうな名前も、「ハッピーハッピー
社」みたいなプラス方向に行き過ぎてもダメ。


で、現代ではもう世界征服して、人々に恐れ敬われるなんて
無理。


征服者と同じ生活は、自由経済によってお金があれば
可能。征服者にとって楽しめる文化は、自由経済によって
競争で磨かれたものであるはず。(つまり、人々が
楽しんで作った大衆文化であるべき)


さらに、高度情報化社会(ネット)により、
支配者階級の特権(支配者だけが知っているもの、見られるもの)
もありえないわけで…。


まず「自由経済」と「ネット」を潰す所から考えない
といけません。


じゃあ「カーンデジファー」(『電光超人グリッドマン
の悪役。ネットワークの魔王)はかなり先見の明があった
…と言えるかもしれません。(90年代初め頃だし)


『シリアルエクスペリメンツレイン』の「ナイツ」も
いい線行っていた…のだろうか?


む〜、こうなるとかえって「エコロジー」「スロー
ライフ」を謳う方が、これからの世界征服の正道かも
しれませんね。。。


ただこうやって「世界征服」をしよう、と考える
タイプの行動は、見ていて面白いものです。


まあ私は「面倒な事」「体力を使う事」
「人をうまく育てる事」etc.が苦手なので、
「世界征服」にあまり憧れを
感じないのですが、男性にとっては
「世界征服はロマン」のようですね。
夫は違うけど、会場で会ったSF仲間の人はそう言っていた。

やっぱり深い溝があるのかしら?