2008年3月分 BSアニメ夜話

今日からマ王!

けっこう早めに脱落してしまったので、基本設定のみしか
知らない。

不良にからまれて公衆トイレから流れて異世界へ…って。
たしか主人公は生まれつきそっちの血をひいてるはずだから、
ベタなやり方だと「○○歳の誕生日おめでとう。じつはあなたは…」
みたいなことになるんだろうけど。


ざっくりな話で申し訳ないけど、ここ十年ぐらいのライトノベルって、
バカバカしい理由で異世界に行くとか非日常に迷い込むことがポイントかなあ。


吉永さん家のガーゴイル』でも商店街の福引で
当たってガーゴイルがうちにやって来るとか、
涼宮ハルヒの憂鬱』にしても、とどのつまりは
「世界」が「女の子のご機嫌と不機嫌に委ねられている」ということだし。


最後にメイン視聴者層である女子の
「作品として好みか、そうでもないか」を超えて
見られる立場にあったであろう岡田斗司夫さんの
「これは『嫁入りもの』である」
という指摘だけど、たしかに納得。
でもなぜ男がその役割をするかについて…。


かのん的考察をしてみたり。
・単に男女が逆転すると楽しいから(新鮮だし)
・「他人事」として美少年・美青年たちの関係性にひたれる。
ライトノベル読む子って「自分は(たとえばケータイ小説
読んでる子より)頭も悪くなくてちょっと特別」と思っているはず。
恥ずかしながら中高生だった自分の経験も合わせると、なんだけど。
読み手が「ドジだけどいいところもある女の子」に感情移入できなくなっている。
最近の「ヒロインの嫁入りもの」である『彩雲国物語』なんて、
ヒロインの秀麗って完璧な性格なんだよねー。
で、後宮捨てて官吏になるわけだし…。


などとつらつらと考えた。


しかしまあ、BSでやったライトノベル原作アニメって
十二国記』が一番すきなんだけど、
今日からマ王!』や『彩雲国物語』が何度もシリーズを
重ねるのにくらべて…あうあう。


せめて『図南の翼』の劇場アニメ希望!!今からでも遅くないわ!
ヒロイン珠晶はとってもツンデレだし!(ツン成分90だけど)


トップをねらえ!』は
ほぼ遺言1で聞いたとおり。でも1時間だとコンパクトですねえ。


でも最後のノリコがガンバスターの心臓部をもぎ取って、
しなくてもいいのにポロリシーンがあるのと、
後ろのモニターが割れて蛍光灯が見えているなどの
「おふざけ」について加藤夏希が「なんでふざけるんですか!」
とキレたと聞き及んでいましたが、カットされた模様。
あら惜しい……。


伝説巨神イデオン

ふと思いましたが福井晴敏さんはもっとひきしまったら
精悍な顔立ちになる素質がありそうな気がします。
余計なお世話ですみませんが〜。


さて、「白旗」で降伏したつもりが「徹底的に攻撃する」と
とられたというのが発端なわけだけど…。
考えたらそんな意志はちゃんと宣言なり文書なり
で出すべきではないかと。
バッフ・クランの感覚ってなかなかおそろしいというかなんというか。


ゲーム的リアリズムがどうとかやる前に
「リセット」的考えをしていたとも考えられるわけで…。
富野さんはとても先進的であるなあ。
今見ると「ああ、ああいうパターンか」って分かるけど、当時の方は悩んだのも当然でしょう。
で、今見ると、イムホフ・カーシャはツインテールツンデレたん。


連続するように「とことん!石ノ森章太郎」もあってハードディスクが
ぎゅうぎゅうです。