濫読〜いろいろ。

2月頭の仕事場は、図書館と直結していたもので、
手当たり次第借りて読んでみました。


まあ、ざざっと。


「るか、デブッチョ宇宙人おばちゃんと出会う」
あおそらるか著 角川書店


と学会で取り上げられていた本。…図書館に
あるとはね…。


う〜ん、基本は「あおそらるか」と名乗る女性の
(もちろん、実名ではない)
ニューエイジ系?自分探し本っぽい。


しかし、ここに宇宙人と名乗る人々や、迷惑なベジタリアンとか
いっぱい出てくるので結構笑える…。


しかも著者がかなり騙されているあたりが純粋というか
なんというか。


しかし、ふと気づいたらこの人のお父さんが
やっているという「まだま村」って結構名所に
なりつつあるのですね。癒しブームに乗れた、
という事なのでしょうか?
そういう意味では結局「日本に帰る」という
選択をしたるかさんは正解だな。
ほんとの「青い鳥」そのものだ。
まあ、計画性のない自分探しにも、そういう点では意味が
あったかと。



学校を出よう!
谷川流 電撃文庫


学校を出よう!―Escape from The School (電撃文庫)

学校を出よう!―Escape from The School (電撃文庫)


ハルヒ」の作者による、別レーベルから出た本。
タイプとしては、「学園アリス」とか「エム×ゼロ」とか、
<異能者オンリーの学園に入学>というものになるか。


う〜ん、それなりに面白いかな、と思ったけど
キャラが「ハルヒ」よりは薄いかもしれないなあ。


妹の影が薄いかなあ。
目立ったのは心が読めるエロキャラの女の子だけど、
ちょっと好みが分かれる…かも?
巻を読み進むと楽しくなるかもしれない。



蒼穹のファフナー
冲方電撃文庫

蒼穹のファフナー (電撃文庫)

蒼穹のファフナー (電撃文庫)



小説版。さすがに一巻にまとめるのはかなり
難儀したと思うけど、結構すんなり読めた。
キャラクターの心の動きの描写はかなり丁寧。
アニメと合わせて読むにはいいかもしれない。


銀盤カレイドスコープ」Vol.3

アニメになった部分の後日譚に当たる。
なんとタズサがペアを!
そのペア相手との話よりも、どっちかというと
あのリア・ガーネットがタズサに並々ならぬ
好意を寄せている事に萌えた(笑)


毎度の事ながら、フィギュアスケート
ここまで文字で描写できる筆力に感服します。


…難点を言ってみると、心情描写は少し弱いかもしれないなあ…。


でもタズサのキャラが強烈だから、ストレス無く読めるという
事は確か。