おねがいクルミ・ヌイ

アニマックスでは水曜6時半から、『おねがいマイメロディ
をだいたい3クール遅れくらいで放映してます。

というわけで、この前の水曜は『カレと踊れたらイイナ!』という
あのクルミ・ヌイ登場回。

ライバルキャラ、クロミちゃんが、片思い相手の
柊恵一(冷酷キャラ)と踊りたいがために、
禁断の自分にかける魔法を使って人間の女の子
(しかも超ラブリィ・服は黒ゴス風)になるという…。

これがまた、「クロミいじらしい〜!」
「公式擬人化!」「竹内順子さん(中の人)、すっごい…」
などと、見所が多く、そしてラストはかなり感動する
エピソードなんです。

http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/mld/backnum/1185666_1579.html


「保存版としてとっておくぞw」と気合入れて録画したのに、
しかし、水曜といえば東京に大雨警報が発令された日で…。

途中真っ暗でした。んが〜〜!

ま、日曜早朝にリピート放送があってよかったんだけどね(心底
このアニマックスの放映スケジュールに感動した…)

先週、今週と修学旅行になっていて、いつもの
サブタイトルの語尾が「イイナ!」でなく
「エエナ!」そして「よろしおすナ!」
にチェンジ。

エエナはいいけど「よろしおすナ!」って…。

  • 冷しゃぶ

夫がCMを見て「冷しゃぶって作れる?」と聞いてきたので、
そんな作り甲斐のないものを食いたがるか、と思っていたのだが、
ちょうどよくお肉半額、その冷しゃぶドレッシングの安売りが
あって実行。ものすごい喜びようだ。

風邪ひきみたいだけど、これだけ食欲あればもうちょっとで
治るかなあ〜。

  • 水曜のとあるイベントについて

東京に住んでいていいのは、突発的に新宿のイベント
に行けるということでしょうか。


「オタクisデッド」(「オタク・イズ・デッド」とも表記される?)
という岡田斗司夫によるワンマン・
トークショー形式で行うと聞いて、行って見ました。


雨の中。しかも直前のショッピングが思いのほか
時間がかかり、何にも食べずに行ったけど…。


食べる余裕はなかったなあ。
まあとにかく、第一世代の今40がらみのオタク、
第二世代のエヴァショックに立ち会った30代のオタク、
そして第三世代は、今の大量消費時代にある20代オタク、
という分類から始まり、

こうやってオタクが増えて行き、自分が楽しいもの、
好きなジャンルしか目を向けなくなり、昔のように
あまり好きでないけど、「オタクとして」話題作や、
名作を見たりしなくなり、快楽原則に則って生きるように
なったというような…(あくまで概要)


そして「オタク」という共同体は終わりをつげるしかなく、
「個」に戻った人々はどうするかと言うと、
自分の「好き!」を叫び、広めていく事である…という。


これは考えてみると
ファーストガンダム』のラストは「僕には帰る場所があるんだ!」
ホワイトベースに降りていくアムロだったのに対し、
新世紀エヴァンゲリオン』(アニメの方)は
「僕はここにいてもいいんだ!」と叫んで拍手されるシンジだったという
現象を髣髴とさせる…なんてね。


さて、私は男の「オタク」に片足つっこんでいるけど、
やっぱりどうあがいても女オタクなので、どうしても男オタクの
世界はやや客観的に見るしかないんだけど…。


第二世代にあたるはずの夫を観察していると、
(夫は岡田斗司夫の系統はあまり好きではない様子…)
押井守はかなり嫌っていて見ようともしないし、
ファンタジー小説・SF小説とかは読みたがらない。
あと「DAICONフィルム」も見たことないらしい。
大槻ケンヂみたく「勉強」として少女漫画(しかもリリカル系)
を読む事もなかったと。


…要するに、見事に快楽原則にのっとっているんだろうなあ。
まあでも、仕事で疲れていて「あくまで趣味」として
アニメとゲームが好きなら、好きなものだけやっていれば
いいというのが言い分で(仕事にしたいとは考えなかったそうだ)


しかし、夫は作品を語るのがえらくうまいので、一般から見ると
「オタク」と認識されているみたい。


しかし、夫のようなタイプが、たとえ年齢的に第二世代にしても、
割と多いのではないだろうか??
それが市場を支えてきたという部分もあると思うし…。


つまりはオタク世界における「岡田斗司夫派」というコミュニティ
については、オタキングとしてはもう梶を取りません、降りますと
宣言した…。

そういうイベントだった、と私は思います。


女オタクとしてはどう思えばいいのかなあ。


やおい・イズ・デッド」を感じる日がいつか来るのかなあ(笑)
いや、もしかしてもう死んでいるのか??というよりもともと
幻想かもしれんな。